皆、似たような悩みを抱えている。そして、それには二面性がある。
「ネットでも無視された」加藤容疑者が供述 Yahoo!ニュース 6月21日3時13分配信 読売新聞
東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、死亡した7人に対する殺人容疑で20日
に再逮捕された派遣社員加藤智大容疑者(25)が「現実社会でもインターネ
ットの世界でも孤独だった。自分の存在を気づかせようと思ってやった」と供述
していることがわかった。
警視庁は職場でのトラブルに加え、ネットでの書き込みを無視されたことも犯行
の要因になったとみて調べている。
同庁幹部によると、加藤容疑者はこれまでの境遇について、「(高校時代に成績
が下がるなどして)両親に捨てられたと感じた」「彼女がいなくて寂しかった」「誰
でもいいから構ってほしかった」などと様々な不満を口にしている。
その一方で、「現実の世界では嫌なことがあっても人に言えず、ネットの社会にの
めり込むようになった」と供述、挫折や孤独感を埋めるために携帯サイトの掲示板
に頻繁に書き込むようになったことも認めている。
しかし、加藤容疑者の書き込みにはほとんど反応はなく、「ネットでも無視された」と
感じるようになったといい、注目を集めるため事件を起こそうと考えるようになったとみ
られる。「どうせやるなら大きな事件をやろうと考えた」「ネットに(犯行予告を)書き込
んだので、もう引き下がれないと思った」とも話しており、警視庁は、加藤容疑者が、
サイトに書き込むことによって自らを犯行に駆り立てたとみている。
◆容姿や女性に過剰なコンプレックス◆
「不細工なおれは存在自体が迷惑」「彼女いない、ただこの一点で人生崩壊」。加藤
容疑者が残した携帯電話サイトの書き込みの中でも特に目立っていたのが、自分の容
姿や女性への過剰なまでのコンプレックスだった。
「これ、好きで集めているんですよ」
昨年11月以降、静岡県裾野市の自動車工場で一緒だった同僚は、加藤容疑者が少女
漫画のキャラクターのシールを集めていることをうれしそうに話していたのを覚えている。
加藤容疑者は「月に2回は秋葉原に行く」「メード喫茶に通っている」と得意げに語り、3月
ごろには同僚数人を連れて秋葉原を案内した。カラオケではアニメのテーマソングを熱唱、
周囲には深刻な悩みがあるようには映らなかった。
「生身の女性は裏切るけど、アニメのキャラクターは裏切らない」と、女性への根深い不信
感を漏らしていた加藤容疑者。その一方で、秋葉原ツアーの前後、同僚の男性は、加藤容
疑者が同じ職場の女性を「好みだ」と語ったのを聞いたことがある。しかし、「直接相手に好
意を伝えた様子は見受けられなかった」という。
別の同僚に交際相手がいたことを知ったのは事件の少し前。加藤容疑者は「祝福したい」と
笑顔で語っていたが、携帯サイトには、嫉妬(しっと)心をぶつけるように「どす黒い感情が抑え
られない」などと書き込んでいた。この書き込みをした6月4日未明以降、掲示板には「醜い
顔だ」など、自らを極端に卑下する内容が、以前にも増して目立つようになった。
当時の加藤容疑者は工場で「解雇通告」を受けてから自暴自棄な言動が目立っていた。作
業着をめぐる職場でのトラブルをきっかけに犯行を決意したとされるのは翌5日ごろ。職場や
両親への不満に加え、内に秘めていたコンプレックスも加藤容疑者の暴発を後押ししたのか。
6月4日の書き込みにはこんな言葉もあった。
「彼女さえいればこんなに惨めに生きなくていいのに」
そして、もう一つの情報。
【秋葉原通り魔事件】加藤容疑者のメル友女性告白「悩んでいるようには見えなかった」
Yahoo!ニュース 6月20日17時3分配信 産経新聞
東京・秋葉原の連続殺傷事件を引き起こした加藤智大(ともひろ)容疑者(25)。
犯行前に「友達ほしい」「彼女さえいればこんなに惨めに生きなくていいのに」と
掲示板に書き込み、孤独な生活ぶりがうかがえるが、1年前の一時期、容疑者
には「トモ」と呼んでくれる親しい女性(23)がいた。女性に加藤容疑者の素顔に
ついて話を聞いた。(米沢文)
【写真で見る】 加藤容疑者を「トモ」と呼んでいたメル友女性
6月8日午後。彼女は秋葉原の連続殺傷事件を報じるニュース速報にくぎ付けに
なった。殺人未遂の現行犯で逮捕された男の名前が、自分の知人と同姓同名だ
ったからだ。
夜になって、容疑者が逮捕された場面などが映像で繰り返し流れ、青森県出身で
あることが報じられた。それを見て、彼女は容疑者があの「トモ」だと確信した。
携帯サイトで知り合い、「トモ」と呼んだ
彼女がトモと初めて会ったのは昨年7月末だった。
携帯電話の出会い系サイトで知り合い、メールを何通かやりとりした。送られてくる
メールは笑顔や悲しい顔などのカラフルな絵文字入りで、2、3行の短いものがほと
んどだったが、一度始まると何往復もした。
お互いに青森市に住んでいることが分かり、トモは「会いたい」と言ってきた。
市内の駐車場で待ち合わせをした。ありふれたチノパンとシャツを着て、髪形には気
を使っていないような印象を受けた。
「きっと彼女はいないんだろうな」そう思った。
名前を「ともひろ」と読み当てると、トモは「珍しいな。1回で読めた人」と笑顔をみせた。
彼女はトモと呼ぶことに決めた。
トモの軽乗用車に何度か乗せてもらった。車内は整頓され、後部座席にはUFOキャッ
チャーで得たらしいディズニーなどのキャラクターもののぬいぐるみが4、5個並んでいた。
会話はあまり弾まなかった。ラジオやCDはかけず、車内はシーンとしていた。
「この車、ずっと乗っているの?」
「前はスポーツカーに乗ってたんだけど、事故起こした。今度、GT−R買いたいんだ」
2人ともゲームが好きで、よくゲームセンターでUFOキャッチャーをやった。一度だけカラ
オケにも行った。歌を歌うのは好きらしく、一般の人は知らないようなアニメ系の歌を次々
と入れていた。
8月1日には2人で「浅虫温泉花火大会」に遊びに行った。屋台で食べ物を買った
り、花火を携帯電話の動画に撮ったりして半日過ごした。2人でいる間、トモは携
帯電話の着信などを気にする様子はなく、親しい友人はいないようだった。
「オレと一緒になればいいのに」
花火大会の翌日。「親に家を追い出された。アパートに引っ越したから来ないか」
と自宅に誘われた。
部屋はアパート1階の1LDK。電気はまだ通っておらず、中は真っ暗だった。壁紙は張
り替えたばかりらしく、清潔な感じがした。玄関にはスリッパが2足並んでいた。向かっ
て右側にトイレと風呂、その奥にキッチン。左側奥には居間、その手前に小さな寝室が
あった。居間は10畳以上あり、フローリング床でテレビと大きなクリーム色のL字型
ソファが占拠していた。「お金には困っていないのかな」と思う一方でこうも思った。
「こんな大きなソファに1人でいたら寂しいだろうな」
寝室には青っぽい絨毯が敷かれ、しわひとつない黄緑色のカバーがかかったベッド
があった。自炊をしている様子はなく、冷蔵庫にはその日の分のコンビニで買ってきた
食べ物やプリンなどしか入っていなかった。
一度、コンビニで買ってきた缶入りのカクテルを部屋で飲んだことがあった。トモは何
本か飲んでも変わらず、酒は強そうだった。
部屋では2人でもっぱらテレビを見て過ごした。夕方にはニュース番組をみることが
多かった。バラエティー番組を見ているときなどは、トモは口元に手を当ててクスッと
笑うこともあった。
「オレと一緒になればいいのに」
本気かウソか分からないが、トモがそんなふうに言ってきたことがあった。彼女は
「それはないから」と、それとなく交際を断った。
帰り際には必ず、「また来ていいから」と言われた。何度目かに自宅を訪れたとき、
突然、合鍵を手渡された。戸惑いながら「いや」と言うと、トモは「いつでも来ていいから」
と鍵を手のひらに押し込んできた。
「誰かに頼られたいのと、自分も誰かに頼りたいのかな」
そう思って鍵を受け取ったが、彼女がその鍵を使うことはなかった。
8月も終わりに近づき、気がつくとメールのやりとりは途絶えていた。
彼女が連絡先を変えたこともあり、それ以降連絡は一切取っていない。
「生きていれば何とかなる」と言っていたのに…加藤容疑者は彼女にとって
「お兄さん」のような存在だったという。口数は少なく、自分の家族や悩みにつ
いて話すことはなかった。その代わり、彼女の話はよく聞いてくれた。
当時、人間関係に悩んでいた彼女に対し、加藤容疑者は「生きていれば何とか
なる。何かあってもオレがいるから」と優しく励ましてくれたという。
当時を振り返り、彼女は「あんなふうに言っていたのに、自分がそうなったら(事
件を起こしたりしたら)ダメだよ」と語る。
彼女は加藤容疑者について「病んでいたり、悩みがあるようには思えなかった。も
し悩みがあったのなら、私が聞いてあげていれば、あんなにたくさんの人を殺さずに
すんだかもしれない」と唇をかむ。
わずか1カ月間のつきあいだったが、今回の事件で、彼女自身も
ショックから立ち直れないでいる。
秋葉原通り魔事件(Wikipedia)の容疑者「加藤智大」の人生。
容疑者はネットに期待していたのだろうか? 「ココハゲンジツと異なると?」
そんな事はない。ただ顔が見えないというだけで、現実を皆そこに連れてきている。
ただ、言わないだけだ……2chでは言っている人もいるのかもしれないけれど。
そして、「聞いてくれないから?」「書き込みに応じないから?」
この様な、犯行に及ぶ……あまりに身勝手で否倫理的だ。
資本主義の世の中において、派遣労働者をレイオフするのはよくある話。
また、派遣会社に所属しているものは「北海道から九州」まで全国あちこちの工場
へ飛ばされることもあるという。彼らは、人ではなく部品として扱われているからだ。
だが、それは労働問題。不満があるからと言って通り魔なんてもってのほか!!
自棄になってもいいから……人を殺すのはよくないよ。
この記事のURL | 2008.06.22(Sun)00:07 | ニュース | Comment : 00 | Trackback : 00 | ▲
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Author:Q@N
男性 未婚 34歳 ザ!デイリーさくら 管理人 フリーライター兼なんでも屋 thedailysakyura☆gmail.com SPAMコメント・トラックバック等 方針により即刻削除致します 記事は都合により編集・削除 致しますご了承下さい 動画を見る際は部屋を明るく するようお願い致します
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